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目隠しタオルも複数犯を物語る

 被害者の顔に巻かれていたタオルの状態は以下である。

1 被害者の目の上から後頭部にかけて完全にハチマキ状態に1周してきちんと結ばれている。

2 右耳はタオルの下、左耳はタオルの上に出でいる。

3 後頭部付近はキッチリと結ばれている


A 自分で巻いたのか?

 自分で巻く場合耳が左右同じ状態になるように巻くはず。自分ではない。

B 死後まかれたのか?

 死後死者の顔を隠す場合はなにかで覆うことがほとんどで、「キッチリと結ぶ」ことはない。また、「キッチリと結ぶ」には死者が寝ていては結びにくい。


 ABから自分以外の者が、生きている時に巻いた可能性が高い。その場合、目的は
「(犯人の)顔を見られたくない」と
「制圧(視覚を奪う事によって行動をおさえる)」
である。

 生きている人間に、短時間で(両耳の状態の違いは「急いだ」ことをあらわす)タオルで目隠しができるシーンを考えてみよう。

 ひとりではできない。

 体力的に優位でないとできない。

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