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ロッカー内携帯電話の不思議

  被害者死亡の翌日(2000年3月17日)被害者の携帯電話(以下携帯)が、会社の被害者ロッカーから午後3時すぎに警察官によって発見される。

第一審判決文ではこうなっている。
「3月17日午後零時36分ころから同日午後3時5分ころまでの間に被害者の携帯電話の電源を切って被害者使用ロッカー内に(被告が)戻したものと推認できる。」

  ところが携帯は9時29分から11時51分までと、12時11分と12時36分に受信しており、電源は入った状態であった。被告が「ひとり」になったのはホチキスの針を届けた数分間のみ。また、その「数分間」の後に携帯に電話をかけた証人は「すべて呼び出し音がした後留守電になった」と言っている。

 携帯に電話をかけた証人は、ロッカーのある部屋から電話をかけており「鳴れば」わかるところに居た。(マナーモードだったかどうかは不明)

 さらに受信記録を見ると受信中継局は「長都1・2、千歳6・1」となっている。事業所内で受信した場合局は「長都1」であることがわかっている。つまり9時29分18秒から11時51分55秒まで、携帯は事業所内になかったことを示す。受信番号5をエリア外と判断した場合、その時間帯に移動していたと思われる。

 つまり、携帯電話を「持っていた者」は、9時29分18秒から11時51分55秒まで事業所外にいて(自動車で移動?)、その後事業所にいた者(ロッカーに戻すため)ということになる。
 


 被告がいつ携帯をロッカーに戻したか?ではなく、電源の入った携帯をどうやって持っていたのか?の方が謎なのである。  

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